ぼく、まっさん

オッス!まっさんだぞ!

自分がブラック上司になっていた時期

 

僕はブラック企業はクソだと思っている。

 

正当な賃金もなく、過酷に労働を強いるその企業体型はまさしく悪魔の所業。ありえない。

 

だが今新しくブログをワードプレスで立ち上げようとした時、自分もブラック上司になっていた時期を思い出した。

 

半年前、YouTubeに全力を注ごうとしていた時、我が家に一人居候が転がり込んだ。

 

彼は「自分もYouTuberやりたい!」と言い僕と仲良くなったのだが、諸事情で家がなくなってしまったのだ。

 

家に住んで良いよ。その代わりに動画編集を手伝っておくれ。

 

そう伝えて家に住んでいた彼は、ほとんど動画編集をすることはなかった。下手したら1日5分だけ編集したらもう編集しない。という日もあった。

 

話を聞くと、編集してたら頭痛がするらしいのだ。しんどい。だからやらない。それが彼の言い分だった。

 

頭痛程度で、動画編集をやらないなんてありえない。俺は1日10時間でも作業できるのだから、最低でもそれ位できないとダメなんじゃないか?そもそもYouTuberをやりたいと言うのに、そんな覚悟で成功できるわけがないだろう

 

と思った。

 

完全なブラック企業の考え方である。笑

 

もちろん当時、動画編集のやり方も教えて、家賃0で住ませてあげて、お金も貸していたのだから、もう少し頑張ってくれても良かったと思う。だが例えどんな状況でも、自分の常識を相手に押し付けた時、ブラックな労働環境を作ってしまうのだ。

 

では何故そんな事を思い出したかと言うと、今壁に当たっているからだ。新しくワードプレスでブログを立ち上げようとしているのだが、それが全然思うようにいかない。

 

文章1文、見出し一つでも時間がかかるし、何よりうまくいかないストレスで頭が痛くなる。で、今日更新する予定の記事が、中身がぐちゃぐちゃになりとても公開できる物ではなくなってしまった。

 

そんな時、自分に先輩がいて

 

何やってるんだよ。そこはこうだろ?ちゃんとやれよ。さっきも言っただろうが

 

と言われたら、多分どか食いしてストレス解消しているだろう。そしてグイグイ体重計の数字を伸ばしたはずだ。笑

 

人は自分にできる事が、相手もできるとつい錯覚してしまう。だから自分と同じレベルの仕事を、相手に求めてしまうのだ。

 

だがそれを押し付け、強制してしまうとブラックな労働環境になってしまう。僕は今更になって、大いに反省した。

 

僕の家に転がり込んだそいつは、今滋賀で仕事をしている。今会う時は20歳を超えているから、酒でも奢って、お互いの当時の胸の内を話したいなあ。

 

という事で、皆さんも自分の「当たり前」の押し付けにはお気をつけて!

 

バイちゃ!