ぼく、まっさん

オッス!まっさんだぞ!

こんにちは。変わった人。

変わった人だね。

 

25年間そう言われて生きてきた。

確かに、高校入学初日、クラス30人の前で一発芸をしたり、タピオカ屋の待ち時間にストレッチをするぼくは、「普通」な人ではないのだろう。

 

では、普通とは、なんだ?

どうすれば、普通になれる?

 

全く見えないのに、皆は見えているかのように普通と言う。

マナーでもモラルでもない。「普通」って、なんだ?

 

「好きなことしてて羨ましい」「周りの目とか気にしない性格、いいなあ」そう言われて生きてきた。

 

みんなからしたら羨ましいのだろう。でも僕はみんなが羨ましい。

 

ぼくは、普通になりたかった。普通に就職して、普通に結婚して、普通に幸せに歳をとって。そんな人生がよかった。

 

でも、普通になれない。嫌いな上司は嫌いだし、40年勤め続ける人生を受け入れられなかった。どうしても、やりたいことをやってしまう。

 

まだ卒業して一度も、安心して眠ってない。豚肉はセールの日しか食べれない位お金はないし、時々初対面5分で「働けよニート」って言われる。心ない一言に出会うたび、上司に怒られてるみたいに胸が苦しくなる。

 

それでも、やりたいことをやらずにはいられないのだ。それでもみんなは「羨ましい」と思うのかな?

 

大学を卒業して1年目。日も沈んだ午後8時過ぎ。大学1年生から仲の良い女の子にこう言われた。

「私も変わってるし、まっさんも変わってる。皆変わってるよ。世の中皆変わってる。少なくとも、私はそう思ってる。」

 

変わった人は、今日も元気だ。やりたいことをやって、夢を目指して生きている。

 

あなたも、変わった人だ。そして、僕が喉から手が出るほど欲しいものを持ってる。

ないものねだりするなんて。あなたも変わった人だなあ。