浮気される側に、罪はないのか?
浮気は最低な行為だ
全国のお茶の間を賑やかすテレビでは、芸能人が誰と浮気したという話を堂々と報道し、彼ら彼女らがまるで人の道を外れた悪魔かの如く罵倒する。
だが、考えてみてほしい。本当に浮気は最低な行為なのだろうか。
もちろん、一夫一妻制の日本において良いことではないのは分かる。だが、逆に浮気される側に罪は無いのか。
ある時はワガママに言いたいことを言い、ある時は察してくれとふて腐れる。そんな気分屋な妻を前に疲れた旦那が、癒しをくれる女性と一晩を共にするのは、本当に旦那が悪いの一言で片付けられるのだろうか。
逆に置き換えよう。妻が浮気をするのは、旦那が妻を満足させてあげられなかったからではないか。
一人よがりな夜を過ごし、可愛いと伝えることを忘れ、日々の行動にありがとうの言葉もない。そんな旦那に嫌気が指し、愛をくれる男性と一晩を共にするのは、そんなに悪いことなのだろうか。
戦争が各国の利害関係を元に発足するように、表で騒がれる事の裏には、必ず理由がある。だからテレビで悪者に不満を投げ掛けるのも良いが、悪者はなんで生まれるのかを考える事も、僕たちは考えるべきなのかもしれない。