ぼく、まっさん

オッス!まっさんだぞ!

2019年の11月に書いてた文章

19の僕へ

こんにちは。19の僕。今君は、どんな気分ですか?
俺は知ってる。答えを教えてあげよう。周りが酒をのみ、カップルになり、現実世界を謳歌しているのが、羨ましくてたまらないんだ。
自分を認めてあげることができなくて、ないものばっかりねだってる。一人でいる寂しさを埋めたくて、家で一人、泣いている。
でも気付いてほしい。皆そうなんだ。皆寂しいんだ。
だから、自分にあるものを良く見て欲しい。君が頼れないと思っている友達は、実は君にいつでも頼ってくれと思っている。君が友達なんていないと悩んでるとき、君を友達だと思ってくれてる人がいる。ただ、みえてないだけなんだ。
周りのヤンキー達の繋がりが羨ましくなる日もある。大学で酒のんでリア充してる人達を、疎んでしまう日もある。
でもそこで腐ったら、終わりだ。腐った先には、腐った人間しか残ってない。それが、25の俺には、良くわかる。
20の頃には、悪友なんて分からなかった。でも今はわかる。世の中には、金を借りたまま返さないやつもいれば、平気で人を見下して、自分のことを棚にあげるやつもいる。陰でおぞましい悪口を叩けるやつだっている。腐ったら、そういう人間としか仲間になれない。
俺よ。19歳の時に一度、後悔なんて言葉では言い表せない、ことをする。
両親を悲しませ、周りの人にたくさん迷惑をかけ、お前の心に一生残り続ける。この先何度罪を償いたいと思っても、決して償うことはできない。時間は戻らないから。
でも、救ってくれる人がいた。許してくれる人がいた。だからお前は、二年後、三年後。ちゃんと前向いて過ごしてる。
俺よ。腐るな。イイ人に出会え。俺はその失敗があったから、今誰よりも人を許せる。
だから、少しだけ自分を受け入れてあげて。そしたら、世間が少し違って見えるはずだから。