ぼく、まっさん

オッス!まっさんだぞ!

僕は君の事が好きだけど、君は僕を別に好きじゃないみたい

 

実らない片想い。そんなものはこの日本に、腐るほどあるのだろう。

 

ある人は恋が実らずフラれ、ある人は恋が実るけど3ヶ月でフラれ、ある人は告白され、そこから好きになったら逆にフラれるという世の中だ。なんだ恋とは難しいな。

 

ところで、こんな曲を知っているか?バックナンバーが歌う「僕は君の事が好きだけど、君は僕を別に好きじゃないみたい」だ。

 

歌詞を読んで、自分事の様でビックリした。こんなエピソードが歌になり、日本で数多く聞かれるのなら、僕の同士は10万人も100万人もいるのだろう。歌は、共感された数だけ広まっていく。

 

 

 

君が運命の人だ。君のために全てを捧げる。そう思えば思うほど、君が魅力的に感じた僕からは遠ざかるのだろう。

 

でも仕方ないじゃないか。君が僕を好きだと伝えたあの日から、僕は君を好きになったのだから。

 

もう、昔みたいに笑い合える姿は想像できない。もう、戻ることなんてないのだ。これからはお互い別々の道を歩んでいく。別れたなんて一言で済むはずもなくて。一緒に笑い合った時間を、憎むことなどできなくて。

 

もし僕がもっと経験値があれば、こんな結末にならなかったのかな、なんて考える。でも、もしかしたら君は、これから先に出会う誰かと、違う結末を迎える為の経験値かもしれなくて。

 

それはまだ分からなくて、この先5年も10年も生きてみないと、答えが出るはずもなくて。

 

でも、この恋に、後悔はないと言える。また少しずつ、前に進んでいこう。