語学学校を選ぶ時、エージェントの選び方を失敗すると50万円持ってかれる話
憧れの海外に住む為に、まずは語学学校へ行こう。
皆、そう思う。
海を越え、見知らぬ土地に行く事に、僕らは言葉にできない不安を抱える。
不安だからこそ、人に話を聞きたいし、情報を求める。
だがその時、留学エージェントに話を聞くのは、間違いなくやめた方が良い。
まずあなたへ伝えたい。日本人が必ずしも皆、善人ではない。
僕は今まで日本人に
「12万円騙し取られ」
「30万の車を壊され」
「35万円を持ち逃げされ」
てきた。意外とこの世は、お金が取られる。
だが、これは日常でもそうだ。日頃の社会を、見てみよう。
保険会社の人間は、一番利益が出る商品を買わせ、アパレル店員は余った服を「お似合いですよ」と言って売り、スマホ販売店は、大手メーカーから売れと言われた機種を売る。そこにはお客の為を思う心など微塵もなく、ただ「販売ノルマ」という上司からの命令が残る。
日本人だからある安心なんて、どこにもない。
留学エージェントもその一つだ。留学へ行きたい人に、一番自社にお金が入る留学先を伝え、送り出す。
時には、100万円の費用を「200万円」と伝える。そんなことも、稀じゃない。
100万を200万と伝えるなんて、そんなバカな。と思う。
だが金額が大きければ大きいほど「そんなもんか」と思うのが人間だ。
この世はお金がない僕たちから、これでもかとお金を絞り取る。
もちろん全てのエージェントがそうではない。語学学校からのお金で会社を運営している所もあるだから、僕たちはクリーンなエージェントを選ぶ必要がある。
語学留学のビジネスモデルはこうだ。
お金
学校 → エージェント no deal 僕たち
語学学校はお客を紹介したエージェントにお金を払い、エージェントはそのお金で経営をする。
しかし悪徳エージェントは
お金 お金
学校 → エージェント ← 僕たち
となっている。両方からお金を取る分、ガッポガッポ儲かる。
だから我々は、複数の会社で見積もりを取るべきだ。費用は30万円の所もあれば、80万円の所もある。
高値で見積もる会社は
「今だけの価格」「相場よりお得」「お客さんはラッキーだ」この様な耳障りの良い言葉を並べ立てる。善人のフリをして、お金を騙し取る。
だから、断る勇気を持って欲しい。目の前の善人は、
「こいつを騙して、お金をふんだくってやろう」
と企む悪魔かもしれない。
善人を無下にするのは心が痛む。だが悪人を成敗するのに遠慮はいらない。キッパリと「他社も比較して検討したい」と告げて、最低3社で見積もりを取ろう。
本当に相場よりお得なら、他社で見積もりを取った後に戻ってきても構わないのだから。
留学は、下手をすれば100万円を超える金額が動く。だからこそ、慎重に選んで欲しい。あなたが大切に貯めたお金が、悪い大人に奪われません様に。